水路補修・補強【ハイグレード・スーパーハイグレード・Tカット工法】
目地補修・ひび割れ補修
Tカット工法とは、クラック・目地部補修箇所の奥行部分に 専用の工具を使用し奥行を広げ、T字の溝に加工した工法です。従来工法のVカット・Uカットでは紫外線・経年変化等により、 注入しているシーリング材(樹脂材)のやせ細りや、接着面積の少なさによって接着粘力が低下し、剥離・脱却が起きて補修箇所から 漏水するなど構造本体の強度低下の原因となっていました。ですが、溝をT字にすることでシーリング材の剥がれ落ちを予防し、耐久性 の向上を可能にしています。
ビット呼び径 | 目地幅:A(mm) | 深さ:B(mm) | ビット径:C(mm) | 施工能力:1本/m |
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10 | 5mm以下 | 16~19 | 11 | ※25 |
15 | 10mm以下 | 16~19 | 16 | ※20 |
20 | 15mm以下 | 23~26 | 22 | ※18 |
25 | 20mm以下 | 30~33 | 28 | ※15 |
30 | 25mm以下 | 42~46実施工深さ:B=30程度 | 33 | ※12 |
※施工能力はコンクリート躯体の強度等による。
●ひび割れ補修
※ひび割れ工のバックアップ材は貫通ひび割れ及びひび割れ深さがTカットのビット規格値(深さB)より深い場合に採用する。
●目地補修
※使用機材の写真は参考例です。
※シーリング材は要求に応じて選定します。